カンムリウミスズメを見にきませんか
- 開催期間2021年02月01日(月) 2021年04月30日(金)終了しました。
- 開催時間
渡船の船長とご相談の上
- 開催地
門川町の枇榔島周辺の洋上(集合場所は各渡船乗り場)
洋上で、出会える機会の一番多い2月から4月にカンムリウミスズメを見にきませんか。
双眼鏡やフィールドスコープでそっと、船の上から見てみましょう。
【開催期間】
2月から4月
【開催日・時間】
渡船と相談の上お決めください
【費用】
渡船料 約60分 4000円
【ご予約方法】
直接渡船へお電話しご予約下さい
知幸丸 090-3077-1670
乙島丸 090-4990-6289
功丸 090-8665-0073
磯八丸 090-8765-5505
【お問合せ先】
◎門川町観光協会
TEL:0982-57-4110/FAX:0982-57-4117
住所:宮崎県東臼杵郡門川町門川尾末9246-2 JR門川駅内
E-mail:kanko-kadogawa@bz04.plala.or.jp
【服装・持ち物】
波間を漂う小さな海鳥を見るには双眼鏡・フィールドスコープなどがあれば良いと思います。海上は風がありますので防寒対策をし脱ぎ着・調整できる服が良いでしょう。
【保全に関しての注意】
海の上では、世界的に問題になっている海洋プラなど目にするかもしれません。私たちもモノを飛ばさないよう気をつけましょう。
国の天然記念物で絶滅の危機に瀕しているこの海鳥は、一生のうちのほとんどを海の上で過ごし、陸上に上がるのは繁殖期のわずかな期間だそうです。
抱卵は雄雌等しく行い、生まれて2日目の雛は、大きな岩の間や崖の隙間から真っ暗な洋上めがけて降りて行かなくてはなりません。
決行は天敵のカラスに狙われない夜に行われるため、頼りになるのは親鳥の声だけ。激しい波の打ち寄せる音、必死に降りてくる姿に胸がしめつけられるようです。これは、ダーヴィンが来た!を見た時の感想です。
中村先生の調査に同行させて頂いた日、小さな海鳥にとって平坦な場所などない枇榔島で生命をつなぐカンムリウミスズメの物語はここから始まるのか、と体に力が入りました。
飛ぶのが苦手なカンムリウミスズメはどうやって枇榔島へ?
枇榔島で生まれた幼鳥と親鳥は北上し、伊豆諸島、三陸の沖を通り津軽海峡から、日本海へ出て列島に沿い、そこから鹿児島まで南下して、毎年同じ頃に門川町の枇榔島まで戻ってくるのだそうです。
「おかえりなさい」と迎えられる「カンムリウミスズメの海を守りたい」